困難回転

日常

中高一貫男子校コミュ障から始める会話の組み立て方について.com

こんばんは、どうも橘です。

最近は特に寒い日もなく過ごしやすいですね。もうちょっと上着とか着て暑くない気温になってくれてもいいのになと思いながら路上でおでんを食べる日々を送っています。

今年ももうそろそろ終わりですね。早かった。 彼女が出来たり彼女が死んだり彼女が出来なかったり人間性に不具合を感じたりした。今年は何か鼻歌交じりに地球蹴っ飛ばして生きてたら地球くんが怒って俺のことぶん殴ってきて「身の程を知れ」みたいなこと言ってきた年でした。全部嘘だけど。 いやまあ全部嘘なわけではないんですよね、身の程を知ったのはホントなんですよ。

そんなことはどうでも良くて仕事も無いしストレスフリーな毎日を送っているので結構な頻度で人と会って話をするんですけど、その際に会話を構造化して組み立ててある程度のテンプレを作ることでコミュ障の俺が話しやすいようにしているという話をすると「は?」という反応をされるのでいっそ自分の脳の整理のためにも一回文章化してみるかと思った次第です。

というわけで会話の構造化についてのお話です。これ思ったより"雑談力"みたいな本の内容になりそうでちょっと嫌ですね。

会話にはルールがある

ということです。会話にはある程度のルールがあると思っています。

何の事かというと相手を不快にさせないコミュニケーションですね。基本的な会話基盤の土壌についての話だと思ってください。

相手を不快にさせないコミュニケーションとは何かというと大体三つくらいかなと思っていまして、「否定をしない」「話の腰を折らない」「距離感を間違えない」とかかなと。

まあ例題を出すと

【ex1】
Aさん「最近会社がつらくて~、部長がマジで相性悪いんだよね」
橘「いやでも仕事は基本的につらいもんじゃない?てかうちの部長の方がもっとヤバくてさ」

【ex2】
Bさん「年下の子が最近告白してくれたんだけどそんな7個くらい歳離れた子だからもっといい人いるよってなっちゃうんだよね、悪い人間に騙されないでほしい」
距離感を間違えたやつ「僕コミュ障なんでBさんみたいな人に騙されるんすよね、分かるわ~w」

みたいなことが起きるんすよね。文章にするとこれやられるのクソムカつくなと思うので成長はしましたね。

コレ基本的な人類は人生の途中で理解してやらないんですけど俺は結構やりそうになる方だったので基本的な部分のルール理解が必要だなとなりました。否定とかは結構自己肯定感が低い人間がやりがちなんですけどあまり良くないらしいっす。本とかにも書いてあったので多分そうです。まあ普通にムカつく人間になるのでそりゃルールにもなるわなというわけです。

これが出来ないとコミュニケーションが続かないとか以前の話なので基礎の土台かなと思っています。

会話は広げる必要がある

これ、相手の反応に依存するので結構今でも失敗したりするんですけど基本的な広げ方の部分は何となくわかってきたような気がしています。

多分自己啓発本とか雑談のやり方みたいなのに「相手に興味を持つ」みたいなあやふやでカスみたいな解決方法が書いてあるんですけど俺は相手に興味を持ってもなんも聞くこと出てこん事とかあるので多分向いてないやり方です。相手に興味を持つってなんやねんボケが。

んじゃどうするかって話になるとこれも別の本とかに書いてあったやつっすね。一回の相手の会話文から自分が「結構知ってる」か「ちょっと知ってる」か「知らんけど興味がある」話題を3つくらいピックアップして話すみたいなのが一番自分みたいな人間にはやりやすいのかなと思いました。

まあ例えば

「学生時代は機械系の勉強をしていたんですけど、全然違うIT系の企業に就職して、今は営業をやってます!」

みたいな話に対して、「機械系で何をやっていたのか(結構知ってる)」「全然違うIT系(ちょっと知ってる)」「営業に入った理由(知らんけど気になる)」みたいなのでまあ会話をワンステップ進められるんすよね。

これだけならめっちゃ簡単じゃないですか。俺でも出来ると思ったんですよ。でもこれマジで最初やり始めた時めちゃくちゃ躓いて死んだんですよね。何でか分かります?

・相手の信用を得る必要がある

1つ目は無限に質問することになるからめっちゃ詰問みたいになるんすよ。情報収集って基本的に質問で行うんですけど段々面接みたいになってくるんですよね。だから

「学生の頃何やってたんですか」
「機械系です~」
「何でそこにしたんですか?」
「機械系なら就職有利かなって思って」
「就職の事結構早くから考えてたんですね」
「はい。」
~fin~

みたいな状態になるわけっすよ。俺はなった。お前は?

こういう会話があんまり弾まない人間との会話とかで結構死にがちなのマジでキツくて結構悩んだりしてたんですよ。そしたらちょくちょく人に言われてたのが

「橘ってあんまり自己開示しないよね、エピソードトークとかも実際の面白い出来事の事象のみを話すじゃん。その時の感情とか何が好きかとか何を考えているかみたいな部分は一切出してこないから一方的に会話を引き出されてる感じがして怖い」

ということを言われていました。これマジで目から鱗だったんですけど仲の良い友人相手とかは自分の話をバカほどするけど確かにあんまそれ以外ではやらんなと。

原因は「自分語りをし過ぎない、相手に話させる」みたいなコミュニケーション改善記事みたいなのを読んだせいでまず自分の話をするフェーズって言うのが抜け落ちてたんですよね。よくよく考えてみたらそうで、マジで得体の知れない人間から質問攻めされるの怖くないですか?そりゃ上のカスみたいな回答にもなるわと。

なのでまあ適度に自己開示を挟みつつ「俺はこうだけどお前は?」みたいな会話が出来るといいという話ですね。

「自分は数学系の勉強してたんですけどAさんは学生の頃何やってたんですか」
「機械系です~」
「俺結構学科選ぶ理由明確にあったんですけど、Aさんは何でそこにしたんですか?」
「機械系なら就職有利かなって思って」
「うわ数学科だと全然就活に使えないからそれは頭良いっすね」
「はい。」

みたいな会話に置き換えられるわけっすよ。まだカスの会話だけどちょっとマシな気がする。というか例題で出す会話がカスなのではという話もある。

・会話は遡っても良い

2つ目は会話は遡ってもいいということを理解していなかったことですね。

ワンフレーズで3つピックアップしてるのに1個の話だけしてそれの終着点まで行ったときに次の話題に繋げられそうなフレーズが無い場合話が弾まないじゃないですか。でも俺は会話は一本道だと思ってたので話が展開できない部分まで行くと「……趣味とかは~なんですかね?」みたいな話の流れもない奇妙な投げかけを行う化け物と化していたわけです。

おそらく会話は別に巻き戻しても良いっぽいんですよ。「機械系の勉強」の話で会話が発展しない、相手との共通項が見つからない場合、次に元の話まで戻って「営業に入った理由」について話しても良いわけっすよ。だから極論話題が尽きることって実はほぼ無いらしいんすよね。どこかでセーブポイントを作って広げられる話題ストックを会話の中で増やしていくという算段です。

というわけで大体これで問題は解決したのであとは連想ゲームっすね。日常的になんか繋げられそうなワードが無いかとか趣味がサッカーならなんか試合があったかとか調べるのが良いっぽい。その辺は多分前に書いたデッキの話が多分使いやすいような気がしている。

dtdwtd.hatenablog.com

ちなみに全然知らんものは適当に名前当てクイズするか本当に適当なこと言ってます。SMAPとか嵐とか。

相手に話をさせる必要がある

相手に話をさせるってなんだよ、週末何してるんですかって聞いてんだからあった事とか悩み事とか適当に話してくれやオイと思っていたのですが、人間は結構初対面の人間に対して壁を作りがちなので全然話してくれないことの方が多いです。

特に「いや~動画見てたら一日終わっちゃうんですよね~」みたいなのでも何見てたとか何が面白かったとかあるやろがいと思うんですけど、確かに会社の人間とかに「ゲームの配信見ててこれ面白いんすよ」みたいなことを話すかと言われたら確かに話さないなとなりました。

なので「相手に話をさせる」ということは「相手の信用を得る」と同義なんですよね。信用を得るという言葉にすると重くなるので「まあこいつには自分の事話しても良いか」というくらいにした方が良いかもしれない。

まあ上の方に書いた内容と一緒っすね。そもそも上記の話は相手がある程度自己開示をしてくれる前提がある上での話なんであんまり話をしてくれない人間、もしくは共通の話題がなくてそもそも会話が起きないタイプの人間に対しては会話のピックアップみたいなものが出来ないのでまずその会話を生じさせるところまで持っていく必要があるっぽいです。面倒ですね。

まあ相手の懐に入るという表現が一番正しいのかなとも思うのでそれでやって行きましょう。

相手の懐に入るってなんだよという事なんですけど、俺はこれは相手を笑わせることが出来たら勝ちかなと思っています。大体ナンパ動画とかを100本くらい見て思ったのが相手を笑わせるのと相手に突っ込ませる(最終的には笑う流れになるので同じようなものなのではないかと思っている)という流れを取っていたんですよね。なので現状俺は相手を笑わせる事をゴールに置いています。

相手を笑わせる会話は結構自分の話スタートになるのでその辺は自分で無限に構成組める分楽だよなとは思っています。なんかこれは組み方みたいなのマジで適当で「明確に嘘と分かる嘘をつく」「バカな失敗談を話す」みたいなのがメインで後はサブにおまけをつけて出来上がりみたいなもんかなと。これも大体どの”雑談力”みたいな本にも書いてあるんで多分そこそこ使えるんじゃないすかね。

多分会話が上手い人間の会話をカフェで盗み聞きするとかナンパ音声をクソほど聞きまくるみたいなのが一番量を摂取出来て楽なのかなと思っている。実際俺はそれをやった。ナンパ音声は対女性だけじゃねという感じもあるんですけど普通に男が聞いてもこいつ話し方おもろいなと思うのがあるので多分結構いける気がしています。

これに関してはめっちゃ頑張って組み立てるって言うよりはもうトライ&エラーで人にめちゃくちゃ話かけたのでわかんないっす。しかも今も別にそんなちゃんと上手く出来るかは分からんので結構勘寄りっすね。そう考えてみると多分会話の組み立て方の中で相手を不快にさせないコミュニケーションの部分は結構構造化出来ているんですけどこういった感情が絡んでくる部分は水物なので試行回数が必要になるんだなと思っている。

ちなみに、多分なんですけど笑わせる以外にも「知能レベルが近い」とか「ピンポイントな趣味が一致してる」みたいな共通点があると話が盛り上がりやすいので指標としては使えるような気がします。

多分一番雑に書いたし未だに分からん部分が多い項なんですけど一番重要っぽいです。

物事よりも物事の経緯を聞いた方が良い(らしい)

これは俺はマジで分んないっす。今でも上手く話をするやり方が分からん。オタク君なので興味ある物事(飯でも酒でもアニメでもスポーツでも)についてそれ自体に興味が沸いて話を聞いてしまうんですけどこれは結構ミスっぽくて話があんまり発展しないんすよね。

頭の中では分かるんですけど例えばボルダリングの話になった時に、やってる人に対してボルダリングの詳細な説明とかについて聞きたくなってしまうんですけどこれはおそらくこの話を一通り聞いてしまうとあまり会話に発展性が無いっぽいんですよね。

なんでそのボルダリングの何が好きかとかどういう経緯で始めたみたいなところを聞いた方が良いよねみたいなのをよく見かけてから確かに話の発展性はあるよなというようには思いました。やってる時の所感とか感情とかについて触れた方がそれ以外の話に持っていけるし過去の話とかも出来る分会話の流れが途切れることなく別の話題に移れるのはアドだなと思っています。

でも俺はオタク君なのでコンテンツファーストの会話しかできない。

まずコンテンツ、そのあと経緯を聞いても「はえ~良いっすね!」みたいになっちゃうんで気を付けようと思います。

ちなみにこれも信用度の問題で相手の懐に潜り込めていればボルダリングの話でも「この間なんかミニ大会みたいなのがあってさ!」みたいなのを相手から話してくれたりするので難易度が一気に変化するなと思っています。

まとめ

といった感じです。今回は結構1vs1の会話を想定していた(正確には俺が既に出来上がっているグループに入った時の会話が苦手なので書いていない)んですけどグループもまあ基本的な部分は同じなのかなと。

結局構造化しただけの会話って面白くはなくて形式ばった何かになってしまうので「真面目だけどつまらん人間」の烙印をつけられるんですよね。なのでどれだけ相手の懐に入り込めるかっていう部分が大事っぽいですね。これは分かってはいるんですけど出来ないんですよね~。たまに俺が会話上手いねみたいなの褒めてくれる人間がいるんですけどそれはお前が無限に色々喋ってくれるからだからな。

話の展開の仕方とかデッキ制とかは結構自分の中ではまとまってるなとは思ったんですけど、一番重要な信用度の部分は全然構造化も出来てないし試行回数でパワープレイしてるので未だに失敗することが多々あって良く考えたらそんなにちゃんと出来てない気もしてきた。

まあ頭の中が整理できたので良いこととします。

ちなみに上記の話は実会話ベースでLINEとかでは一切俺は出来ません。文章ベースの会話が苦手なので。

LINEの仕方とかみんな教えてね。俺が喜ぶので。

そんな感じ。

聴いてた曲はMitsukiyoでRolling beat

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