困難回転

日常

オタク街コンに行ってきた話

アニメ「社会に適合!!」第3話【倒錯計画】

2018年12月某日 居酒屋にて

橘「やっぱりさ~、今年は色々会ったし12月最後に締めくくりでなんかしたいんだよねw」

Y「オタク街コン行くって言ってたのは?」

橘「いや~~~~~、それはマジでアリ。花火上げるか~~~~~~」

H1「橘さん面白そうだから行ってきてくださいよ」

H2「橘面白そうだから行ってきて」

橘「いやでも行きたくなくない???絶対ヤバいでしょ。」

Y「いや、いくなら一番面白いのはオタク街コンでしょ。」

橘「それはそう」

橘「ブログに書くなら確かにオタク街コンではある」

H2「とらこん行ってきてよ」

橘「流石に???とらこんクソ高そう、しかもめっちゃ怒られるんでしょ?」


みたいな会話してました。ちなみにアニメ「社会に適合!!」はアニメ「社会に適合!」シリーズの二期です。二期にエクスクラメーションマークが二個あるのはアニメの常識じゃん。

その後クソ酔っ払った橘は居酒屋出た瞬間に会員登録してコンビニに向かいました。


橘「いやこれ、正気に戻ったけど行きたくねえ」

H1、H2「いや行くでしょ」

橘「ちょっと待って、街コン開催事務所に参加条件聞いてくるわ」

電話

橘「もしもし、お世話になっております。本日は某日のオタク街コンの条件についてお伺いしたいことがありましてお電話をさせていただきました。」

横でオタク爆笑


みたいな感じでした。そのまま入金したのがこちら。

それを見ていたオタクの反応。

オイ、笑うな。

嘘です。6124円分笑え。

そんなこんなでくねくねしてたらその日は終わった。

アニメ「社会に適合!!」第4話【作戦結構】

誤字ではない。アニメ「社会に適合」シリーズは意図的に文字を違うものを置いたりする。

朝起きてとりあえず思い出したかのように美容室に連絡をする。

案の定当日は埋まっているので諦めてそのまま大学へ。

そんなこんなで適当に大学行ってブーン系小説を読んでたら定時になったので大学を出る。ちなみに読んでいたのはブーン系小説の金字塔、名作、傑作、どの言葉を当てても遜色ない作品。「( ^ω^)ブーンがアルファベットを武器に戦うようです」です。読んで。

はい、有楽町に着きました~~~~~

そのときの橘はもう不安で不安で寒くて雨も降ってるしもうおしまいだよこれどうすんだ、絶対おしまいじゃんみたいな感じでした。

これを見て察しろ。

マック食べて小さな勇気を咲かせたのでがんばる気力が出てきた。いける。やれる。俺は天才。


現地到着。

もう怪しい、俺のセンサーが告げている。大丈夫か?

心臓の鼓動が速度を上げる、手がかじかむ、エレベーターの前で立ち止まる。

本当か?

そうしていると、おそらく参加者であろう人が来る。

逃げられない。覚悟を決めるか。

覚悟を決めてエレベーターに乗り込む。

参加者A「もしかして街コン参加者の方ですか?」

お~~~~~っと先制パンチ、これはつらい。

橘「そうですね~、もしかして一緒ですか?」

何とか精神を保って返す。今の俺はコンタクトとワックスで全てを防御した人間だ。最強である。

そんなこんなで会場に着く、すでに女性3人と一緒に乗ってきた参加者Aと俺で5人の参加者だ。

幸先がいい、人が来る予感がする。

そんなたわけたことを考えながら受付をすると、参加者カードを書いてくださいとのこと。

A4を立て半分に切ったくらいの紙が渡される。内容としては名前、電話番号、趣味、”イチオシ”のオタク作品だ。

名前と電話番号と趣味は余裕だった。俺は記憶喪失でも趣味皆無人間でもない。しかし問題があった。

””イチオシ””の四文字。

さあどうする。この時代に人にウケて俺が好きな作品はなんだ、そもそもイチオシとはなんだ。俺の好きな作品は境界線上のホライゾン戯言シリーズげんしけん惑星のさみだれラブやんだけどそんなものオタク街コンで言うわけにはいかない。どうする。そもそもイチオシってなんだ。オイ。定義をしっかりしろ。俺がココ最近で見たのはSSSS.GRIDMANとゾンビランドサガで前クールはプラネットウィズだけだぞ。オイオイオイオイ、最悪だ。”オタク”街コンなのにオタクに通じる話題が何一つ出せないことに気がついた。やっぱり俺はキモ=オタクではなくキモに成り下がっていたのだ。さあどうする。

アニメ全般ゆるく見ます~

たわけが。

しょうがない、15分悩んだ苦肉の策だ。後ゲームとかしますって書いといた。

苦虫を潰したような顔をして提出して着席する。隣に座った人が男性ペアになるシステムらしく、隣の人に挨拶をする。

橘「こんにちは~」

ペアの人「こんにちは~」

まあ雑談する。驚くことに旅行とかオタク以外の趣味がめちゃくちゃ一致している。最高だ。

一生旅行とかの話してたら開始時間になった。

司会「それでは盛り上がっていきまSHOW!!!!!」

はい。

人数は男8人、女5人。開幕だ。

開幕

一人目の対面。

一人目はこの後分かるんですけど一番人気の人。美人だったね。

趣味の話とか仕事の話とかした。仕事の話で盛り上がりすぎてオタクトークを一切しないまま次に行く。

ちなみに一番最初なのでどうするよって感じになってあんま話せなかった。

二人目の対面。

なんか歯並びが凄かった。ストッキングが濃いデニールだった。

旅行の話とかした。アニメの話は振られたけど「あ~なんか、おすすめされたやつ見てます~w」見たいな事言ったくらいな気がする。一生旅行の話してた。あんま覚えてない。

三人目、四人目。ここは友達で来ていてグループだった。

吊り目のやや美人と丸顔の普通の人だった。

やっとオタクトークをすることが出来る。物語シリーズとノゲノラ好きな人とうたプリ好きな人だった。

ノゲの話して後はなんか適当に雑談してた気がする。後ヒプノシスマイクの話も投げてみたけどあんま感触よくなかった。

このあたりで橘人生限界メーターがぐいぐいくる。耐えろ。俺は出来る子俺は出来る子俺は出来る子今は人間。

最後、五人目。

わりとぽっちゃりの人で興味ねーしなんか適当に話すか~みたいな感じになった。これが功を奏してその後はわりと楽に話せた。

なんかゲームの話とかした気がする。知らない作品のこと未履修って言ってたのだけ覚えてる。

第一印象タ~~~~~イム

紙にMVPと知的No.1とトークNo.1と後おまけで後で話したい人4人まで書いて出すんですけど7枠に対して5人しかいないので全部書いて出す。人が足りていない。

MVPが三人目、知的が一人目、トークが四人目とかにしたはず。

その後、フリータイムになって酒とご飯が食べられる時間になる。俺は天才のため先にマックを食べていたので酒に手を出す。

多分、酒飲んでないと口が回らない人種なので。

そのまま女性陣のお酒をついで回って自分の酒を入手する。ここで頭がおかしくなったんだろうね。一人でジンロックで飲んでたんですよ。秒で回って女性に話しかけに行く。

話してて一番よかった一人目の人へ。

なんかそこからは研究の話とか鉱物の話(誤字ではない)とかを一緒にいたペアの人と話してた。

元素記号とかアルコール分解酵素の話とか鉱物で一番すきなのは何かみたいなの一生話してて楽しかったのでまあ理系なんだよね。

んで、ここで面白いことにペアの人が俺と大学一緒だったことが判明する。学部まで一緒だったのでマジでそこで盛り上がってた。

橘「そういえば大学どこですか?」

ペアの人「○○大学ですね~」

橘「は?マジ?俺もそこなんすけどw」

第一印象公開タイム。

なんか紙もらって相手が自分のことを指名したか、更に本命かどうかみたいなのが分かるんですよね。

なんと。

ありました。

しかも本命指名でございます。

おっと~~~~???橘にもついに春が来たか???

二番目の一生旅行の話してた人からでした。そっかあって感じ。

はい。

ちなみにペアの人のをチラ見したら一番人気だった一番目の人から本指名もらってました。本指名って書くと風俗みてえでウケんな。

二回目フリータイム

なんか男がめちゃくちゃ面白くてアクアリウムとかエロゲオタとか色々いたのでそっちと結構話したり。

後は結局一回目と一緒で一人目の人と俺とペアで研究の話してました。

これ会話の内容とか書いたほうがいいのか?そんなに面白い会話はあんましてないけど一ミリもオタクトークをしなかったのが印象的。

投票タイム

やってきました投票タイム。1~3の人を書いてPCで集計してマッチングするシステムだった。

ぶっちゃけ研究と仕事の話とインターンとか就職先のアドバイスとか聞いてたので女性は一人目の人以外と一ミリも話していない。

あれ、これ詰みじゃね?

俺は何しに来たんだ?

助けてくれ~三ツ星カラーズ~~~~


どーしたら どーしたら みんなを守れるかな? ちょっと待って! 相談するよ オトナっていそがしい いそがしい まかせられない そうだ この街のことは カラーズぱわーで なんとかしようっ

ピン・ピン・ピンチは突然にくるよ だから! だから? アレだ! 備え? 毎日ゆだんできないよ チャンスと似てるよね どっちだろ なやめば? でもさ! つまり? やってみなきゃわかんない

ココロの平和遠いと ココロの声が聞こえた さあこっそりと大胆に がんばっちゃえ!

どんなとき どんなとき 面白くなっちゃうかい? もっともっと調べなきゃ オトナって元気かな 元気じゃない コドモは元気だ じゃあさ ぜんぶおまかせて? カラーズぱわーで かつやくしようっ

ミツボシ・ジャンプ!


心の平穏訪れる。

とりあえず一人目の人の番号書いて他は適当に埋めた。

司会「はいそれでは!これからマッチングの結果を出していこうと思います!」

うお~、処刑タイム開始だ。

そのままどんどん成立していって残るは一人目の人と四人目の人。

司会「最後のマッチング発表です!」

お、マジか。余るのか。

司会「最後のマッチングはこちら!!!」

選ばれる一番目の人。

まあそうだろうな。

マッチングしたのは橘のペアの人。

分かる~wそれは分かってた。

橘くん大敗です。リスク管理がなってない。そもそもオタク街コンでオタクトークが一ミリも出来ないのがやばすぎた。どうする橘。これはまずいぞ。あまりにもネタにも何にもならない無残な結果は流石にヤバイ。

とか考えてたらマッチング成立した人以外が帰り始めた。

俺も帰るか~って思ってたら一番目の人に手招きされる。

お?マッチング成立した一番人気のところに何故か混ざる橘。

一番目の人「LINE交換しましょ~、これ制度が一人しか選べないのアレですよねw」

びっくりした。後でLINE交換しましょうね~って言っててよかった。

そこで俺とペアの人とその人でLINEグループ作って三人で帰りました。

なんだこれ。

6124円分笑え。

最後に

オタク街コンまあ、思ったより面白かったし楽しかったです。

普通にガッツリアニメ好きって人もいるし、ホントに軽くしか見ないよって人もいたからまあ思ってた通りかなって感じではある。一生自分の好きな作品の話をしてヤベー語りをしてくれる人がいないかと少し期待してたけどいなかったです。

行って意味があるかは多分運だと思う。人は少ないし普通に街コンに行け。

ちなみに手首ざくざくアクターズはいなかったです。

これならまた遊びに行くのはありだなって思うくらいにはアリ。

アニメ「社会に適合!」1期が気になる人はDMでもください。

そんな感じ。

聞いてた曲は小沢健二 featuring スチャダラパー - 今夜はブギー・バック(Cover) / KMNZ

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